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2007年9月12日 (水)

私学汚職事件とは…

「『約束します。40万市民の信頼回復 竹内おさむ』と書かれたビラが届けられた。 この人何かやりはった人じゃないか、憶えがあるんやけど…」と、問い合わせのお電話をいただいた。

昨年、私学汚職事件(大阪府立高校の講師採用をめぐる汚職事件)が発覚した際に、大阪府と大阪府教育委員会が、贈賄容疑で逮捕された私学の前理事長から、飲食や贈答品を受けた職員が他にいないか調べたら、竹内脩教育長(当時)を含む計37人が接待などを受けていたという問題です。

高級料亭での接待や歌舞伎の鑑賞、ホテルでカラオケ、タクシー券の配布など、費用は一人当たり最高で数万円。教育長は自ら「いかなる接待も受けてはいけない」と綱紀粛正の通達を出しながら、自ら接待を受けていたことが明らかになり、府民の府教委への信頼を失墜させる事件となりました。

飲食の接待は99年度まで府教委の教育監(ナンバー2)で元副学園長(天下りをしているんですよね)が申し入れたんで、職員らは「かつての上司からの誘いで断りきれなかった」と釈明しています。

当時の新聞は府教委の調査を「不完全」と書きました。キーマンであるこの元教育監が調査の対象から抜けていたからです。

なぜ私学の前理事長が多額の接待費を使って、府や府教委に近づこうとしたのか。竹内脩大阪府教育長は「組織的、構造的問題だとは思っていない」とコメントし、調査は終結しました。

「40万市民の信頼回復」…のためには、談合事件の真相解明が必要ですが、府教委の接待汚職事件は解明されたと言えるでしょうか。

こんな話しをしました。何でそんな人を推薦すんねんと、電話の主はあきれていましたが、その方は4月にもチャレンジした野田さんのことも知りませんでした。なので、今日の公開討論会に参加するとのことでした。 生の声を聞いてどうだったでしょうかね。

私は、話しの内容については共感する部分もありました。福祉の充実のためには、地方財政の確立が大事で、国に対して言うべき事は言っていくというようなところや、留守家庭児童会室や保育所の充実と言った言葉にも共感します。

でも、充実ってどういうとなのか?野田さんは留守家庭児童会の時間と学年延長と述べていましたが、元府教育長は具体には語っておられなかったのでわかりませんでした。

逆に気になった点は「受益と負担」について語るなかで、国民健康保険料について負担できる人には負担をしていただき徴収率の向上をはかるんだと言ったことを述べられていた点です。

確かに、負担できる人に負担を求めるのは当然ですが、「負担できる」とはどういうことか、ここがポイントですよね。 最低生活費や必要経費を確保したうえで払えるならということなのか、それよりも何よりも手元にあるならまず払えとなるのか…。

とても良い機会でしたが、私たちが候補者の考えを知るのは、本当に難しいとも感じました。

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コメント

しまさん、こんにちは。
手話通訳があり良かったと思っていたのですが、ご指摘のような問題があるとは知りませんでした。

通訳者さんの立ち位置や、スピーカーの問題など、ご指摘の点についての認識があればきちんと対処できることですよね。

提言よろしくお願いします。私も、お話を参考にもう少し勉強します。


投稿: hitomi | 2007年9月16日 (日) 13時29分

 先日の公開討論会、参加いたしました。非常に残念に感じたのは、「討論会」と名を打っていながら、その実何ら討論がなかった事でしょうか。また、会場からの質問も受け付けられていなかった点はとても残念に思いました。
 手話通訳という観点からの苦言ですが、実はあの市民会館の大ホールって通訳者泣かせの舞台なんです。通訳者が立つ舞台の袖近くは音響的にもとても話が聞き辛く、所々発言を理解できないことがよくあります。今回はスピーカーを舞台袖の全面に会場側に向けて設置されていたため、余計に聞き取りがしにくい状況になっていたようで、通訳者が所々首をかしげ、また、話の筋が理解し辛かった事からニュアンスが変わっているなんて事も何度かありました。以前からこの舞台に関してはして期している事なんですけど、通訳用に小さないわゆる「かえり」と言われるようなモニタースピーカーを置くなどして頂けるととても良かったのにと思っています(これは主催団体や役所に提言していかなければいけない事ではありますけど)。それと、もう一点は、「通訳を見ていると、発言者が誰だか判らなくなってしまう位置だった」という事です。出来ればもっと発言者に近いところで、手話通訳を見ている視野内に発言者が入る程度だと発言者の表情からも情報を得る事が出来る上に、話に集中(つまり手話通訳に集中)していても、誰が発言しているのかがよく判る訳で、とても良かったんですけどね。これも、主催団体や役所に提言していく事になると思います。
 実は、聴覚障害者団体が、各候補者に「公開質問」を出し、回答を頂いています。これを私のサイト上で公開する予定で今準備中なんですけれど、これって、公職選挙法に抵触するのでしょうか?そうなればそうなったで「情報保障のありよう」についての問題提起になるかなとは思っているんですけれど・・・。

投稿: しま | 2007年9月15日 (土) 05時25分

「ペナルテイとして上宮は私学助成金を削られているわけです。その被害は在籍生徒や教職員に及ぶのです。」

それは知りませんでした。自分達のミスでもないのに、私学助成が減らされて様々に影響して負担増が質の低下がもたらされたとしたら納得のいかない話です。

 通常の接待費の10倍もの接待費が使われていたとも報道されていましたよね。高級料亭吉兆(高麗橋店)は昼でも3万1千500円から夜だと4万2千円、現金払いとHPに書いていました。2万から3万相当の品を返したと思うと報道されていましたが、足りてませんから~!!

 市長選挙、あなたの力で盛り上げてくださいね。なんてたって、「市民が改革する選挙」ですよ。よろしくね。

 

 

投稿: hitomi | 2007年9月13日 (木) 13時03分

おひさしぶりです。
枚方市長選に竹内氏が出るらしいと聞いて本当にあきれました。
私学経営者の横暴に対して行政側がしっかりと指導をしてこなかったことにも私学に勤める者として怒っています。結局、ペナルテイとして上宮は私学助成金を削られているわけです。その被害は在籍生徒や教職員に及ぶのです。拝金主義に陥っている私学経営者に対して教育行政側がしかるべき対応をしていただかないと本当に困るんです。ましてや金品を授受していたような人物が枚方市長にでもなったらまたまた枚方の名を汚す恥さらしなんです。清潔で民主的な野田さんのことをもっと知ってもらわないと・・・。でもなんとなく選挙の雰囲気がないかなあ・・・。

投稿: かばっち | 2007年9月13日 (木) 00時01分

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