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2009年1月14日 (水)

こんなことが許されていいの?…「枚方談合」前市長の公判を傍聴

 今日は、中司前市長の公判を傍聴しました。これまでも傍聴のなかで色々と感じる事もありましたがコメントは差し控えていました。

 しかし、今日は黙ってられない気分。納得できない思いでいっぱいです。

 前市長は「被疑者ノート」と言われるノートに逮捕後の取り調べの状況を記載されていました。

 このなかに、取り調べの際に担当検事さんが、どんな事を述べたのか、どのような態度であったのか等が書かれています。

 このノートの記載により記憶喚起しながら、弁護側の被告人質問が行われました。ノートの中には、検事さんが担当の弁護士への不信感を抱かせるようなことを述べ、こともあろうか女性弁護士を性的に侮辱する言葉を繰り返し述べている事が記載されていました。

 被疑者は黙秘をする権利もあり、自分の納得のいかない調書がつくられたら、署名を拒むことも当然出来ます。

 この当然のアドバイスを行った女性弁護士に対して、ここに書き込むことの出来ないような言葉をあびせ、信用できないと述べているのです。

 事実であれば、絶対に許せない暴言です。

 前市長のすべての証言を鵜呑みにする訳ではありませんが、「被疑者ノート」には説得力があります。精神的に疲労困憊したなかで、連日、ありもしない虚偽の記載を書き続けることは考えられません。

 この裁判では、何らかの客観的な証拠は一切なく、調書や証言だけが唯一の証拠です。
 その調書が深夜に及ぶ取り調べと恫喝、そして屈辱的な言葉の数々があびせられるなかで、つくりあげられたものだったらどうなるのでしょう…。

 これから裁判員制度がはじまりますが、やはり取り調べの全課程の可視化がされなければならないと強く感じました。

 疑いの余地のないように立証する責任は、検察側にあるのですから。

 江東区のマンションでの「神隠し殺人」の公判で示された内容は衝撃的で、こんな事件の裁判員にあたってしまったら、取り返しのつかない精神的ショックを受けてしまいます。

 量刑の判断も、簡単にできるものではありません。何だか、重い重い物を背負わされることになりそうで、このまま裁判員制度がスタートする事に大きな不安を感じます。

 一方で、今日の公判で示されたように、日本の検察の検事さんが、正々堂々と人権無視をして立件している(立件そのものが例え正しくともです)現実があるなら、閉じられた世界を広げて、市民の目線でチェックする必要があるのではないかとも感じました。

 さて、この裁判の結審は2月4日ですが、残念ながら事件の背景や全容が解明されたようにも思えません。議会も100条調査委員会の設置を求める請願を12月議会で不採択にしてしまいました。

 議会の調査で明らかに出来ることに限りはあるかもしれませんが、持てる力を初めから放棄するのもどうでしょうか。

 この事件の発端は、議員(逮捕されていない)の談合への関与と言われており、前市長は、この議員の他にも談合に関わっている議員がいるとの認識を持っていたと証言しました。

 議会の一員として、穴を掘って入らなきゃいけないほど、恥ずかしい限りだと感じました…sad

 

 

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