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2009年12月 9日 (水)

男女共同参画推進条例…継続審議に

 今日は、総務常任委員会で男女共同参画推進条例の審議が行われました。

 委員会室には傍聴の議員がズラリ。議員になって10年目の私ですが、こんなにたくさんの議員が委員会審議を傍聴するのを見たのは初めて…。

 一方、市民の傍聴はゼロ。めずらしい光景でしたsign03

 男女共同参画推進条例の制定には異論がないけど、提案された条例案には、みなさん言いたいことがいっぱいのようで、2時間ほどの審議ののち継続審査とすることが決まりました。

 「産む、産まないは誰が決めるsign02」…審議のなかで気になるやりとりがありました。

 「市民個々人の性と生殖に関する健康と権利が尊重されるとともに、妊娠・出産については、直接当事者である女性の自己決定をもとに支援されることが重要です」との審議会からの答申を受けて、男女共同参画基本計画に自己決定を行う権利が尊重されることを盛り込むように書かれた条文について。

 委員から「子どもをつくるかつくらないか、個人が勝手に決めていいんですよと受け止めていしまいます。人間に生まれてきた以上、子孫をきちんと残して社会を発展させていく大前提があります。行き過ぎた表現ではないか。家庭、あるいは男女で話し合って決めようということが大切ではないか。産むのは私たちの勝手よということにならないのか…」との意見がありました。

 これに対し、市の担当責任者は「女性だけが産む産まないを、自由に決めてよいと言う趣旨ではない。…」旨の説明をされました。

 う~ん、これは重大な発言とお答えです…。

 かつて厚生労働大臣が「女性は産む機械」などと発言して大問題になりましたよね。女性は子どもを産むのが当たり前って発想がどれほど女性たちを追い詰め苦しませてきたか。

 そんなつもりで発言されているのではないと思いますが、共通する考えではないのかと気になります。

 妊娠、出産によって、女性は精神的にも肉体的にも物理的にも経済的にも大きなリスクを背負います。
 産む、産まない(つくる、つくらない)は当事者である女性が主体的に自己決定できるように支援する
当たり前のことで、これは「好き勝手」ではありません

 少子化に歯止めをかけるために、女性に子どもを産ませる意識を奨励するような発言は、この条文はもちろん、いまや世界の共通認識であるカイロ会議の合意に反するものです。

 家族で話し合うことを否定している条文でもありませんが、「そういう受け止めもあるのか、これは決して少なくない反応なのかもしれない」と感じました。

 議論は大事です。

 こうした認識の違いがあるからこそ、なぜこんな条例が提案されているのか、市民の皆さんにわかりやすく伝え、考えあっていくことが大事なのだろうと思います。

 なので、継続審査には大賛成ですhappy01

 大きなリスクをともなう、妊娠、出産に安心して向き合い、その後の子育てが喜びになるように社会的支援や基盤整備を整えることがやっぱり大事だと思います。

 ということで、午後からは、新子ども育成計画の後期計画策定の審議会の傍聴に出かけました。(また、明日、報告します)

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