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2013年1月 4日 (金)

枚方の待機児解消策を問う…保育ニーズに見合った対策を

 現在、市議会の厚生常任委員会で「保育所の待機児問題」が議論されています。私も12月議会の一般質問で質問しましたが、11月1日時点の待機児の状況は、463人と深刻な状態です。
 エリア別では、南部164人、東部109人、北部105人、中部85人の計463人。年齢別では、0才143人、1才144人、2才134人、3才27人、4才13人、5才2人と、3〜5歳児まで待機が生じ、産休あけ、育休あけなど最も点数の高い5点で入所待ちをしている方が122人おり、発達支援が必要な子どもさんの入所も保障できないなど緊急非常事態です。

 9月議会でようやく90名の定員増を行う予算が組まれ、実施予算を確保するため市は厚生労働省に「待機児ゼロ計画」を提出しました。


 厚生労働省は「先取り」プロジェクトを実施するにあたって、「後追い発想(待機児がいるから保育所を整備する)から「先取り発想(潜在的な保育需要を考慮して待機児解消を積極的に図る発想)への転換を図り、目標を定めよと求めています。
 一体どんな計画なのかと期待しましたが、25年に90名の定員増を実施するというもので、60名分だけ国の補助対象になったとのこと。これではゼロになりそうもありません。

 残念ながら「先取り」発想への変換は図られず、従来型の後追い計画です。しかも、公立保育所の民営化による定員増と既存施設での定員増に限定する既存の方針に固執し、保育所の新設を行うつもりはありません。
 そのため、26年度以降の対応策は、公立保育所の民営化を実施する中部に集中しています。


 11月の待機で見れば中部の倍近い待機をかかえる南部や、今後さらに開発が見込まれる東部など、エリアのなかでもより細かに地域特性を分析した取組みが必要であるにもかかわらず、需要に見合った対策、計画になっていません。


 既存の方針は「新子ども育成計画(後期)」のなかで定められているため、この方針を変更する議論が必要です。25年度から新システムの移行を目指した新たな計画作りの作業が始まります。新システムの撤回を求めつつ、導入に向けて生じる問題を解決するとともに、しっかり保育ニーズに応えられるように今年も精一杯頑張りたいと思います。


【20年度以降のエリア別定員増の取組み】
○北部 取組み済み15名 取組中(予算化済み)20名 取組中(予算化予定)30名 計65名
○中部 取組み済み45名 取組中(予算化済み)70名 取組中(予算化予定)90名 計205名
○南部 取組み済み150名 取組中(予算化済み)20名 取組中(予算化予定)0名 計170名
○東部 取組み済み100名 取組中(予算化済み)60名 取組中(予算化予定)0名 計160名


◎24年中に定員増を実施した園
*枚方たんぽぽ保育園  30人(増改築)
*光の峰保育園     30人(増改築)
*くずはあけぼの保育園 20人(増改築)


◎25年4月に定員増を行う園
*常称寺保育園     10人(大規模修繕)
*川越保育園      10人(大規模修繕)
*村野保育園      10人(大規模修繕)


◎25年中に定員増を行う園
*第2光の峰保育園   30人(増改築)
*青桐保育園      30人(増築)


◎26年4月以降に定員増を行う園
*小倉保育所      30人(民営化・増築、26年4月)
*宮の阪保育所     30人(民営化・増改築、27年4月)
*中宮保育所      30人(民営化・増改築、28年4月)
*北牧野保育所     30人(民営化・増改築、28年4月)
 
 

 

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