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2014年1月29日 (水)

談合により有罪確定をうけた前市長の退職手当の返納をめぐり大激論!

 枚方市は前市長の談合による有罪確定を受け、昨年5月の市議会全員協議会で、事件の総括とともに、談合の端緒となったとされる平成1112月の「メトロ会談」のあった2期目、談合がおこなわれた3期目の退職金の全額、約5200万円を求める方針を示し、退職手当審査会に諮問、1211日に市の方針通りに返納を求める答申が出されました。

 これを受け、市長から12月議会の最終日に全員協議会を開催して答申内容の説明をし、1月29日に質疑のための協議会を開きたいと申し出があり、本日、枚方市議会で全員協議会が開かれることになりました。

 協議会では10人の議員が質疑を行い、日本共産党議員団を代表して私、広瀬ひとみが答申内容にそった返納を求めるとともに、談合の総括は不十分との意見を述べました。

(質疑のおおよその内容は「続く」をみてください。正式な記録ではありませんがおおむねこの内容で話しました。)

 明確に2期、3期分の返納に賛成したのは共産党と平和・市民の手塚議員。あとは返納を求めるにあたっての条例根拠に問題はないのか、拡大解釈になっているのではないか、審査会には市と利害関係にある委員が含まれており不公正だ、財政再建を成し遂げた現職時代の功績を考慮すべき、市長辞職によりすでに社会的責任をとっている、冤罪と主張しているのにどうなのか、裁判では一貫して否認を続けているのに判決に頼って判断していいのか、返納を求めれば生活を困窮させてしまうため裁量権を働かせるべき非人道的だ、3期分だけ求めてはどうか、などなど…、答申内容に対する異論続出でありました。

 質疑の内容に対しては反論したい点、もう少し聞きたい点が多々あり、議員間討議ができれば良かったかもしれません。

 一応、市長は「答申通りに対応する」、「条例にのっとり対応するのが市長の責任、ご理解を」と述べておりました。しかし、随分と腰のひけた言い方しかしていません。答申に従うしかないと審査会に責任転嫁しているようにも聞こえます。「談合は許せない行為であり、請求は正当だ」となぜストレートに言えないのか、わかりません。これで市の最終判断が揺らぐとは思えませんが、前市長が請求を不服とした場合、議会に諮問がされるそうです。

 福島県でも同様に前知事に退職金の返納が求められ、前知事が不服を申し立て、議会はこれを棄却し請求がされることになったそうです。しかし今日の質疑状況を見ていると、不服申し立てがあると通るかもしれません。前市長は裁判でも人知の掌握にたけた政治家と地検からも評されていましたが、前市長の政治家としての手腕が発揮された協議会でもあり、今後の行方がどうなるのか大変気がかりです。

 傍聴者も議場に入れず、モニターでご覧いただいた方もおられたそうです。約50名近い方がおこしになりました。前市長を応援する人、前市長の責任追及する人、傍聴席も様々だったようです。

 

 

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