笑ってもアカン指定管理って何?
先日、図書館と公民館(生涯学習市民センター)をよくする会の方々と指定管理者制度導入問題でお話をしました。
そこで既に指定管理者制度が導入されている枚方の施設について話題になりました。この施設は「部屋で歌ってはダメ」との運用がされています。仮に2部屋続きの両方を借りていたとしてもダメとの厳格な対応がされており利用者から苦情があがっているとのこと。
ある方は「会議室で落語をするのもダメです」と言われ、なぜか?と理由を問うと「どっと笑うから。笑い声が他の人の迷惑になります」とスタッフに言われビックリしたそうです。
また、ある団体が認知症の学習会で『脳トレ』のための手遊びを練習していたら、スタッフがすっ飛んで来て「歌わないで下さい」と言われたそうです。いやはや、何故にこのような対応になってしまうのか。
結局、マニュアル通りに運用する事が求められ、権限がない現場スタッフは裁量を働かす事ができずに「杓子定規」な対応に陥ってしまっているのではないでしょうか。決してスタッフさん個人が悪い訳ではありません。勝手に判断したら、それこそ怒られてしまうかもしれません。
これが枚方の指定管理者制度の現状だとすると市民との協同が何より大切な生涯学習市民センターに指定管理者制度を導入するとどうなるのでしょうか。
現在の市の考えでは市と市民との協同は生涯学習課(本庁)にスタッフが出向いて対応するから、センターのスタッフはただの管理人で良いとの考えのようです。
生涯学習の拠点施設であるセンターの運営やスタッフはどうあるべきなのか。新たな生涯学習の指針についてこれからパブリックコメントが実施されますが、指針のなかでは全くふれられていません。
結局、マニュアル通りに運用する事が求められ、権限がない現場スタッフは裁量を働かす事ができずに「杓子定規」な対応に陥ってしまっているのではないでしょうか。決してスタッフさん個人が悪い訳ではありません。勝手に判断したら、それこそ怒られてしまうかもしれません。
これが枚方の指定管理者制度の現状だとすると市民との協同が何より大切な生涯学習市民センターに指定管理者制度を導入するとどうなるのでしょうか。
現在の市の考えでは市と市民との協同は生涯学習課(本庁)にスタッフが出向いて対応するから、センターのスタッフはただの管理人で良いとの考えのようです。
生涯学習の拠点施設であるセンターの運営やスタッフはどうあるべきなのか。新たな生涯学習の指針についてこれからパブリックコメントが実施されますが、指針のなかでは全くふれられていません。
指定管理者制度導入はお上(市役所)が決めた方針だから市民はただ従えば良いとの考えを前提に、この間、形ばかりの「意見聴取」を実施されてきましたが、「大切な事は勝手に決めないで」との声は、美術館にしろ、この問題にしろ、枚方の民主主義を憂う声としてあふれています。
11月号の広報ひらかたには「市民の声を聞きます」とパブコメ特集が組まれていますが、ただ聞くだけでなく「活かしてほしい」。せめて議会でその思いを受け止められるように総選挙まっただ中ですが、12月議会も頑張りたいと思います。
お友達から素敵な絵本をすすめられました。紳士なライオンさんが大切な事を教えてくれます。
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としょかんライオン 作:ミシェル・ヌードセン / 絵:ケビン・ホークス / 訳:福本友美子出版社:岩崎書店 ![]() |
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