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2015年10月21日 (水)

伏見市長の所信表明

20日、伏見市長が所信表明を行いました。傍聴席は満席。別室のモニター席でも沢山の方が傍聴されました。

維新改革の嵐が吹き荒れるのではと、身構えておりましたが、市民に痛みを押しつける行革の推進を決意されたものの、目新しいものはほとんどなく、数々の公約施策の具体化も市政運営方針に先送りされておりました。良かったのは、美術館をゼロベースで見直すと述べた点。

とは言え、心配な点は多々あります。気になる点を中心に要点を紹介します。27、28日に行われる各派代表質問に対する市長答弁に注目したいと思います。

党議員団からは野口議員が28日2番目に質問します。質問時間は1回目40分。2回目、3回目合わせて30分の計70分です。

以下、伏見市長が行った所信表明の要点を紹介します。

 このまま何もしなければ「まち」そのものが消滅する、スピード感を持って地方を変えていかなければ枚方市もいずれ消滅しかねないとの危機感を抱き、枚方を変える決意した。新しい枚方を創造するための重要キーワードは以下の通り。

 1.人が集まるまちづくりのスタート
①枚方市駅周辺整備など都市基盤整備の充実
②安心して楽しく子育てできる環境の充実
③子どもたちの未来への可能性を最大限に伸ばす学校教育の充実
2.高齢者が健康でいきいきと暮らせるまちづくりを推進
3.協働によるまちづくりの推進
4.将来世代に大きな負担を残さない徹底した市政改革

これらの実現にむけ、前例や規制概念にとらわれず、柔軟かつ大胆でメリハリのある施策展開を行う。全ての事業をゼロベースで見直し、「市」が実施しなければならない事業なのかを見極め精査した上で、今一番必要な施策、将来の枚方のために最も有効な施策を明確にし、限られた財源と貴重な人材を効率的・効果的に活用する。
 所信表明ではまず基本的な考えを明らかにし、市政運営方針で具体的な形を示したい。
 
 枚方市駅周辺再整備ビジョンを早期に具体化する。市民会館や庁舎の敷地などで民間活力を活用し、商業施設、ホテル、高層マンションの誘致などにより、賑わいをとりもどす。新庁舎の整備は官公庁団地エリアで国・府・市による庁舎の一体整備に向け、民間施設との合築も含め検討。

 留守家庭児童会運営を見直し 人が集まるまちづくりをスタートすると少子化の進行や市外転居者の増加への対策の必要性を強調。経済的な負担を軽減するための第2子以降の保育料無料化や医療助成のさらなる拡大は、多額の経費を伴うため、保育所民営化などの行革による財源確保と合わせ検討を進める。留守家庭児童会の実施手法を見直す。

 
地域課題の解決のために市民協働をすすめるとし、情報公開の推進や市民からの相談・要望への機動的な対応や進捗状況を共有する仕組みづくりに取り組む。校区コミュニティー協議会や自治会等については、より地域の自主性が高められるよう現行の補助制度の再構築に向け検証をすすめる。

 報酬カットで市民と痛みの分かち合い 行革の推進にあたっては、市民にも痛みを分かち合ってもらう。そのため、その痛みを私自身が率先して受け止めるため、市長給与を2割カットし、退職金をゼロにする手続きに着手する。

 指定管理者制度は、指定管理者の裁量を拡大させる取り組みなどを検討し、競争原理が働きやすい環境を整える。公共施設駐車場の有料化を実施する。

将来人口を見通した公共施設等の機能の見直しや統廃合などによる再配置に向けての方針を示す公共施設等総合管理計画を平成28年度に策定。

香里ヶ丘中央公園の美術館整備は、設置場所の問題や多額の運営経費がかかることなどから、市民の十分な理解が得られていない状態で、当初の予定では今年7月完成予定だが未だ着工に至っておらず、1年以上膠着した状態が続いている。市長として責任を持ってこのまま進めることは困難で、先般、寄付者に直接面談し、締結した覚書にある『平成27年度内を目途に開館をめざす』ことが難しい状況で、一旦、白紙に戻したい」との考えを伝えた。今後は、引き続き、話し合い方向性を決めていく。
 
 各分野の施策については、今後予定している第5次総合計画に基づく実施計画等の中で取り組むと締めくくりました。
 
 

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